毎日掃除しているのに、トイレが臭うとお困りではありませんか?
対策として、消臭剤を置いたりしている方も多いと思いますが、まずは原因を把握することが大切。臭いの原因をしっかり突き止め、適切な対応を行いましょう。
掃除しても落ちない……臭いの原因とは?
原因は大きく分けて2つあります。
理由1:尿石
尿石は、尿の飛び散りにより発生するもので、それが便座や便器、床に付着すると菌が繁殖し始め、次第にアンモニアが発生。このアンモニアが臭いの原因となるのです。
便座や便器、床に付いた尿石を取り除くことで、臭いを抑えることはできます。
理由2:日々使用している掃除道具
掃除道具は汚れていることが多く、そのままにしておくと、こちらも菌が発生して臭いの原因になることがあります。
以上2点の対策を行うことで、トイレは過ごしやすい空間へと生まれ変わります。
適切な対策でトイレを過ごしやすい空間に
原因がわかったら、すぐに次は対策です。どういった対策をすれば、あなたの住まいのトイレがキレイになるかお伝えします!
対策1:尿石を取り除く
こちらは臭い対策として効果的なもの。
便器の内側をはじめ、縁や便座の裏側、床を中心に丁寧に拭き上げましょう。
縁はトイレブラシを使用して落とします。
こびり付いた汚れがひどいときは、洗剤を含んだトイレットペーパーを被せて放置するとよいでしょう。
便器の外側は、洗剤を含んだスポンジか専用シートで掃除をしましょう。
隙間などは歯ブラシで汚れを落とします。
対策2:換気扇の掃除
便器の内側をはじめ、縁や便座の裏側、床を掃除してもまだ臭いが気になる場合は、換気扇を掃除しましょう。
フィルターが汚れていると、臭いが残りますのでほこりなどをキレイに落とします。
対策3:掃除道具のチェック
使用している掃除道具をチェックしてみてください。
汚れを拭いたシートや布は処分し、トイレブラシは手入れしましょう。
ブラシの汚れが落ちない場合は新しいものと取り替え、シートや布は都度処分できるものをオススメします。
対策4:トイレ使用後は消臭剤
掃除ももちろん大切ですが、トイレ使用後の手入れも欠かさずに行いましょう。
また、湿気が籠りやすいので、除湿と消臭を兼ね備えた炭を置くのもベスト。
対策5:仕上げに芳香剤
トイレの臭いがなくなったら、仕上げに芳香剤を置きましょう。
ただ、掃除が行き届いていないのに芳香剤を置くと、トイレの臭いと芳香剤の香りが混ざり、逆に悪臭が発生しますので注意が必要です。
ですので、臭いを落としてから芳香剤を置きましょう。
それでも臭いが気になる場合は、トイレをリフォームしましょう。
長年蓄積された尿石は、簡単には取れません。
また、取れないからといって力を入れすぎると、逆に便座を痛める原因にもなります。
汚れが落ちない場合には、リフォームをすることも考えてみましょう。
便座を交換するだけで、トイレの臭いがなくなる場合もあります。
さらに、アンモニア・洗剤・水に強い材質で、日々の掃除がしやすく、臭いを防ぐ効果がある床材もありますので、ぜひ検討してみてください。