毎日の生活を豊かにするために、大掛かりなリフォーム工事をしなくても、ちょっとした工夫や、アイテムでも生活をより快適にすることができます。
今回は窓回りを彩る「ウインドウトリートメント」をご紹介!
「ウインドウトリートメント」とは、窓回りを演出するカーテンや、シェード、ロールスクリーンなどの装飾品のことを指します。
家の個性を決めるファブリックのひとつで、色、柄、形もさまざま。
外から見た窓を美しく飾るだけでなく、光や室内の温度等を調整することで住まいを快適にしましょう。
窓回りを演出する「ウインドウトリートメント」の種類
カーテン
装飾性の自由度が高く、採光と遮光、通風、吸音、眺望など様々な機能を併せ持ちます。
ローマンシェード
ファブリック生地に昇降器具を使用して、上下に開閉します。シェードを降ろしている時はフラットな状態ですが、チェーンやコードを引くことで下から生地が折り畳みながら上へと開きます。
ブラインド
横長の羽根を傾けることと、羽根を上下に昇降させることで細かな調光が可能なウインドウトリートメント。
アルミ製のベネジャンンブラインドはオフィスでも定番ですが、カラーバリエーションも豊富なので住宅での使用も増えています。
ロールスクリーン
ロールスクリーンは映像を映すスクリーンと同様に、上部でロール状に巻き上げられたものです。
店舗や公共施設でも多くみられますが、シンプルなスタイルは最近の住宅でも人気が高くスタイリッシュに仕上げたいお部屋にピッタリです。
「ウインドウトリートメント」の役割
装飾性
窓は室内でも大きな面積を占める、とても目立つもの。
外から見ても、中から見ても美しく窓を演出します。
調光
室内に差し込む光の量をコントロールします。
カーテンやシェードの場合は、布地の選び方や開閉によって。
ブラインドの場合はスラットの開閉で調整します。
遮蔽・遮光
外からの視線を遮り、日差しを遮ります。
プライバシーの確保や、安眠に欠かせない役割で、光を完全に遮りたい場合は遮光カーテン。
視線を遮り、光のみ取り入れる場合はミラーカーテンなどを使用します。
断熱・保温
夏は窓から入ってくる熱を、冬は冷気の浸入を防ぐと共に室内の温かい空気の流出を防ぎます。
防音
布地が音を吸収することで、外からの音をやわらげ室内の音を外に漏れにくくします。